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    歌舞伎

    待望の春の紅・桜も終わり、もうすぐ皐月。
    美しい季節がやってきますね。
    夕暮れの訪いがずいぶんとゆっくりになってきて、毎日がとてもうれしいこの頃です。

    もう終わりに近づいている四月ですが、その初旬に、実は東京に行ってまいりました。
    お目当ては、一度行ってみたかった歌舞伎鑑賞です。
    いつか行ってみたいなぁと思い続けてはや数年…。東京に行く機会があったら、と言いながら、いつも他の予定がいっぱいになってしまって、機会を逃してきました。
    ミーハー心からの『行ってみたいな』であったうえ、元来ものぐさなわたくし。
    このままだと絶対に実現しないなと思い直し、今回は歌舞伎鑑賞をメインに予定を組みました。
    とはいえ、仕事の都合上日帰りだったので、朝一の飛行機に乗って最終便で帰って来なくてはならず、その日の公演を全て観るのは時間的に叶わなかったため、『一幕見席』というチケットを取りました。
    こちらは当日並んで買わなくてはならないチケットなのですが、並んでみてビックリ。半分以上が外国からのお客様なんですね。
    確かに考えてみれば、外国から観光でいらっしゃった方が、歌舞伎公演のお席の予約をしておくというのは、なかなかに難易度が高い。
    更に言えば、一幕見席はお値段もすごくリーズナブルだし。
    わたしは1.500円で観ることができました。
    一等席になると18.000円、桟敷席になると20.000円というお値段になることを考えると、初心者にはとてもありがたいですよね。
    そしてドキドキの公演ですが、とても素敵でした!
    幕見席は歌舞伎座の4階にあり、自由席なので並んだ順に座ることができます。わたしは運よく最初の方だったので、幕見席の一番前で観賞することができました。そして、思ったよりも遠くなく、役者さんたちをはっきり見ることができて驚きでした。
    オペラグラスなしでも大丈夫だったかも。
    そしてもっと驚きだったのは、歌舞伎というものが、私が考えているよりもずっとコミカルだったこと!
    無形重要文化財に指定された伝統芸能、と、なんだか敷居が高いイメージだったのですが、実際観てみて、あ、こんなに笑えるものなんだ、とビックリ。
    そうか、でもよく考えれば、歌舞伎ってそもそも大衆芸だった、と歴史を振り返って思ったり。
    わたしのお隣がアメリカからのご旅行者だったのですが、とてもフランクな方で、英語でいろいろと話しかけてくださったので、拙いながら楽しく会話させていただいたりしたのですが、彼女の感想がとても印象的でした!

    (※殺陣シーンで役者の動きがスローモーションになった時)
    彼女:「ねえ、なんで彼らは突然動きがゆっくりになったの?」
    私:「多分、今戦いの場面だから、とても速い動きをしている設定なんだけど、それを印象付けるためにわざとゆっくりになっているんだと思う」
    彼女:「ああ、日本のアニメでよくあるやつね!」
    私:(確かにアニメでもある!(笑))

    そう言えば、中村獅童さんが初音ミクさんと共演する公演のポスターが、歌舞伎座にいっぱい貼ってありました。
    こういうのもあるんだなぁと、いろいろ驚かされました。

    さてさて、遊んでばかりいるようですが、一応書くお仕事の方もやっておりました。
    来月お知らせできるものもあると思いますので、どうぞまた宜しくお願い致します。


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