酔う

真夏の夜の熱気にくらりと眩暈がした。
「人酔いした…」
ベンチでくたりと広い背中に凭れれば
身を捩った彼が呆れた。
「髪下ろしてるからだ」
言いながら手際良く縛ってくれる。
項に風が通り気分が良くなった時、
その首筋をつっと彼の指がなぞった。
「今度は俺が酔いそう……その項に」

#twnovel
(以上140字)

お題はこちら★

こみとさんは、「夜のベンチ」で登場人物が「縛る」、「ミルク」という単語を使ったお話を考えて下さい。
診断メーカーさんから頂きました!

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