恋を悼む

硝子瓶の中に詰まった、星の砂。
彼との旅行のお土産だ。
幸せだったあの頃の、欠片。
あんなにも煌めいていたのに。
今のそれは、私の掌にただ無機質な冷たさを伝えるだけだ。
その冷たさに、ボロリと涙が出た。
好きだったんだ。
ちゃんと好きだった。
その時初めて、私は終った恋を悼んだ。

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春日部こみとさんには [ 掌 / 硝子ビン / 悼む ] なんていかがでしょう。

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