1 月の沙漠


「月の沙漠に行きたい」
詩集を手に口紅を塗った唇を綻ばせた君。
僕が来る時は必ず化粧をした。日々悪くなる容態を少しでも隠すように。
今まるで眠るように目を閉じた君の傍には、栞が挟まれたあの詩集。
ねぇ、砂漠が「沙漠」だと、今初めて知ったよ。
君は行けただろうか。月の沙漠に

#twnovel
(以上140字)

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こみとさんには [ 栞 / 口紅 / 砂漠 ] なんていかがでしょう。

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